セリンプロテアーゼ様蛋白HtrAlをターゲットとした新規ケロイド治療の基礎的検討

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19592073
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 形成外科学
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 内藤 素子 京都大学, 医学研究科, 講師 (30378723)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• キーワード: ケロイド / 創傷治癒 / 生体分子

研究概要

HtrAlは、ケロイドに特徴的な遺伝子発現に重要な役割を担うことが示唆され、組織染色の結果とあわせて、ケロイド治療のターゲットならびに、治療方針の選択においてひとつの指標となる可能性を見いだした。

研究成果

• [雑誌論文] ケロイドと肥厚性瘢痕 (2008)
  • 著者名/発表者名: 山脇聖子、内藤素子、鈴木茂彦
  • 雑誌名: PEPARS 21 ページ: 13-17
• [雑誌論文] Koizumi A and Nagata K (2007)
  • 著者名/発表者名: Mizobuchi N, Hoseki J, Kubota H, Toyokuni S, Nozaki J, Naitoh M
  • 雑誌名: Cell Struct Funct 32(1) ページ: 41-50
  • 査読あり
• [雑誌論文] 肥厚生瘢痕・ケロイドを予防するにはDerma (2007)
  • 著者名/発表者名: 内藤素子
  • 雑誌名: 実践創傷治癒ABC 129 ページ: 74-80
• [雑誌論文] ケロイドにおけるserine protease-like protein HtrA1の発現上昇
  • 著者名/発表者名: 内藤素子
  • 雑誌名: ケロイド・肥厚性瘢痕研究会記録集
• [学会発表] 大腸菌多機能プロテアーゼ/シャペロンHtrA/DegPのヒトホモローグの一つHtrA1の発現はケロイドの病期と予後に相関する (2008)
  • 著者名/発表者名: 内藤素子、久保田広志、石河利広、吉川勝宇、山脇聖子、鈴木茂彦、永田和宏
  • 学会等名: 第3回臨床ストレス応答学会大会
  • 発表場所: 秋田
  • 年月日: 2008-11-14
• [学会発表] ケロイドに蓄積するグリコサミノグリカンの解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 石河利広、内藤素子、吉川勝宇、山脇聖子、池田実香、久保田広志、鈴木茂彦
  • 学会等名: 第17回日本形成外科学会基礎学術集会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2008-10-03
• [学会発表] ケロイドにおける弾性線維欠損のメカニズム (2008)
  • 著者名/発表者名: 石河利広、内藤素子、久保田広志、池田実香、吉川勝宇、山脇聖子、永田和宏、中邨智之、鈴木茂彦
  • 学会等名: 第40回結合組織学会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2008-05-30
• [学会発表] ケロイドにおけるコンドロイチン硫酸の過剰蓄積と病態への影響 (2007)
  • 著者名/発表者名: 池田実香、内藤素子、石河利広、吉川勝宇、山脇聖子、鈴木茂彦
  • 学会等名: 第16回日本形成外科学会基礎学術集会
  • 発表場所: 神戸
  • 年月日: 2007-10-12
• [学会発表] ケロイドにおけるSerine Protease-Like Protein HtrA1 (2007)
  • 著者名/発表者名: 石河利広、内藤素子、吉川勝宇、山脇聖子、池田実香、鈴木茂彦
  • 学会等名: 第16回日本形成外科学会基礎学術集会
  • 発表場所: 神戸
  • 年月日: 2007-10-11