新規血管新生因子AGFトランスジェニックマウスを用いた皮膚光老化の研究

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19592077
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 形成外科学
• 研究機関: 愛媛大学
• 研究代表者: 中岡 啓喜 愛媛大学, 医学部・附属病院, 講師 (30172266)
• 研究分担者: 平川 聡史 愛媛大学, 医学部・附属病院, 講師 (50419511)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• キーワード: 光老化 / 血管新生 / 細胞外マトリックス / 動物モデル / 炎症

研究概要

表皮特異的AGFトランスジェニック・マウス(AGF TG)に紫外線UVBを単回照射すると、野生型に比べて光線過敏を来たした。即ち、皮膚毛細血管は拡張し、表皮は肥厚、皮膚の腫脹が持続し、炎症が遷延することが示唆された。さらに、慢性的にUVB照射を行うと、AGF TGでは皮膚に皺が生じた。このことから、AGFは光老化を来す因子であることが同定された。

研究成果

• [学会発表] Targeted overexpression of angiopoietin-related growth factor promotes lymphatic and epidermal hyperplasia in the skin (2007)
  • 著者名/発表者名: Hirakawa S, Sato E, Arima Y, Shirakata Y, Sayama K, Toyama M, Tokumaru S, Nagai H, Oike Y, and Hashimoto K.
  • 学会等名: 37^<th> Annual European Society for Dermatological Research (ESDR) Meeting, Zurich, Switzerland
  • 発表場所: Oral presentation in plenary session
  • 年月日: 20070905-08
• [学会発表] Targeted overexpression of angiopoietin-related growth factor in the epidermis promotes lymphatic and epidermal hyperplasia (2007)
  • 著者名/発表者名: Sato E, Hirakawa S, Arima Y, Shirakata Y, Sayama K, Tohyama M, Tokumaru S, Nagai Hi, Oike Y, Hashimoto K.
  • 学会等名: The 32^<nd> Annual Meeting of The Japanese Society for Investigative Dermatology, Yokohama
  • 発表場所: Oral presentation
  • 年月日: 20070418-20