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2007 年度 実績報告書

免疫補助刺激分子B7-H3とその新規同定受容体の免疫および歯骨代謝における機能

研究課題

研究課題/領域番号 19592168
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

橋口 昌章  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (20372443)

研究分担者 東 みゆき  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (90255654)
キーワード補助シグナル / T細胞 / アレルギー / 破骨細胞
研究概要

補助シグナル分子は細胞間相互作用において正あるいは負に応答を制御することが知られている.我々は,いまだ詳細な機能が不明であったB7ファミリー分子B7-H3のカウンターレセプターB7-H3Rを同定し,本研究では,その機能解析を目的とした.その解析のために,仮説「免疫補助シグナル分子B7-H3はその新規同定レセプターB7-H3Rと会合することにより免疫応答および歯・骨形成を制御している」を掲げ,その評価のために,以下の目的を設定した.
目的1 「B7-H3とB7-H3Rの会合は免疫応答を亢進しているのか?」
目的2 「B7-H3Rはin vivoにおいてどのような機能を有しているのか?」
目的3 「B7-H3Rは破骨細胞を誘導しているのか?B7-H3とB7-H3Rは歯および歯周組織においてin situでどのように相互作用しているのか?」
まず,目的1において,抗原提示細胞へのB7-H3の遺伝子導入およびT細胞へのB7-H3Rの遺伝子導入により,T細胞の応答が亢進することを明らかにした.また,目的2において,in vivoでの機能を解析するにあたり,抗B7-H3Rモノクローナル抗体を樹立し,これを用いて接触性過敏症のマウスモデルにてB7-H3Rの機能を解析し,B7-H3Rは接触性過敏応答を亢進することを明らかにした.目的3については,間質系細胞株に置いてB7-H3遺伝子導入株を樹立し,今後,機能を評価する予定である.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] B7-H3 upregulates immune responeses through the ligation with the B7-H3 receptor2007

    • 著者名/発表者名
      M. Hashiguchi, H. Kobori, P, Ritprajak, J. Piao, M. Azuma
    • 学会等名
      American Association of Immunologist
    • 発表場所
      Miami Beach, Florida,USA
    • 年月日
      2007-05-20

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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