研究課題/領域番号 |
19592195
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
児玉 臨麟 新潟大学, 医歯学系, 助教 (10272824)
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研究分担者 |
岡本 明 新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (10143786)
福島 正義 新潟大学, 医歯学系, 教授 (30156773)
興地 隆史 新潟大学, 医歯学系, 教授 (80204098)
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キーワード | エナメル質亀裂 / 審美障害 / 歯髄障害 / 早期予防 / 加齢 |
研究概要 |
H20年度における本研究では、前年度に続いて、エナメル質亀裂発生について、臨床調査を行い、発生原因、頻度、年齢あるいは修復物との関係、引き起こされる臨床症状等について検証を行った一方、亀裂に関する基礎的研究も行ってきた。 エナメル質亀裂は、エナメル質あるいは象牙質のどの程度の深さまで、及んだが、病理、形態的に検索するために、色素や低粘度樹脂などを用いて、亀裂に浸透させ、光学顕微鏡や電子顕微鏡などによる観察を行った。 結果として、エナメル質亀裂は、エナメル質全層に及んだ場合はほとんどで、重い場合、象牙質まで及んだことがわかった。 今後、臨床的に、この種の亀裂は歯髄障害をどの程度生じたか、どのように歯髄障害を予防できるか検討したい。
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