研究課題
基盤研究(C)
本研究では、ラットの臼歯を抜歯した後実験義歯を装着し、歯槽骨、義歯床下顎堤および顎関節部においての骨リモデリングの様相をSPECTを用いて経時的に観察した。実験では、Wister系雄性ラットを用い、抜歯後に実験義歯を装着。義歯装着後にTc-99m-MDP 76MBqを尾静脈より静注し撮像を行った。その結果、SPECT画像は、Planer像と比較して解像度は低下するものの、健側と抜歯測でのRIの集積値の違いを見るのに十分な画像を得ることができた。これらの知見は歯科補綴学的に新たな診断の基礎をなす有用な結果であると考えられる。
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