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2007 年度 実績報告書

2D/3Dレジストレーション法を用いたステントレスインプラント手術システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19592234
研究機関大阪大学

研究代表者

山田 真一  大阪大学, 歯学研究科, 助教 (00252693)

研究分担者 若林 一道  大阪大学, 臨床医工学融合研究教育センター, 特任助教(常勤) (50432547)
山崎 隆治  大阪大学, 臨床医工学融合研究教育センター, 特任講師(常勤) (40432546)
荘村 泰治  大阪大学, 歯学研究科, 教授 (10154692)
矢谷 博文  大阪大学, 歯学研究科, 教授 (80174530)
キーワードCT / 3次元構築 / マイクロCT
研究概要

歯列形態の分析や歯列と顔面の統合を行う際.歯列模型の3次元データを使用する。しかし,レーザ計測では歯列模型を複数方向から分割計測し,合成することで死角部分を補う必要があり,合成時の煩雑な作業や誤差などの問題点があった.そこでX線CTによる歯列模型計測の有用性を評価することを目的とし,3次元構築したデータの形態再現性,3次元形状のCT値による影響について検討を行った.まず、閾値の違いが石膏歯列模型の3次元構築の精度に及ぼす影響について検討した.上顎石膏歯列模型をCT装置を用いて計測した.得られたDICOMデータを3次元ボリュームレンダリングソフトウェア(VGStudio MAX1.1, Volume Graphics)を用い0,200,600,1000,1400の5種類のCT値を閾値として3次元構築した後,STLデータに変換した.次にこのデータを3次元モデリングリングシステム(PHANToM DESKTOP, SensAble Technologies)に取り込み,CG像上で歯列間の距離を求め,歯列模型をデジタルノギスで計測した値と比較し,形態再現性や寸法精度を検討した.その結果CT値1000において3次元像の計測値は模型実測値の99.61±0.47%と最も近い値を示した.以上の結果から,石膏歯列模型の寸法を最も正確に再現するためには,CT値=1000を選択するのが良いと考えられた.またマイクロCTを用いて各種インプラント体の計測を行い、当大学で主に用いているインプラント体の3次元データの取得を行った.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Dental Implant Surgery Support System Using CAD/CAM Method2007

    • 著者名/発表者名
      Otani T. Kusumoto N, Wakabayashi K, Yamada S, Nakamura T, Yatani H, Sohmura T, Morishima M, Kumazawa K
    • 学会等名
      International Dental Congress 2007
    • 発表場所
      Bangkok, Thailand
    • 年月日
      20071121-24

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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