研究課題/領域番号 |
19592234
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
山田 真一 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 助教 (00252693)
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研究分担者 |
若林 一道 大阪大学, 臨床医工学融合研究教育センター, 特任講師(常勤) (50432547)
山崎 隆治 大阪大学, 臨床医工学融合研究教育センター, 特任講師(常勤) (40432546)
荘村 泰治 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 教授 (10154692)
矢谷 博文 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 教授 (80174530)
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キーワード | ハーフミラー / シミュレーション / インプラント |
研究概要 |
[目的] 実際の術野とインプラントシミュレーションデータをスーパーインポーズできるインプラント手術支援システムを構築することで、自然な感覚で映像を見ることができ、必要な情報を術者がリアルタイム得ることにより、より安全でかつ作業効率の高いインプラント手術が行なうことが可能となる。 今回、ハーフミラーを用い、実際の術野とインプラント埋入手術シミュレーション画像とを同時に重ね合わせることのできるシステムの構築を目指した。 [方法] レジストレーション用モニターの製作 本システムは患者の術野にコンピュータ上でシミュレーションした画像をスーパーインポーズする必要がある。そのため、ハーフミラーを用いて画像を患者の術野に投影するための装置の開発を行った。表示装置は、透過率30%のアクリル板を水平に、液晶モニターを45度で設置することでホログラフィーとしてCADモデルが投影されるように作製した。 [結果] ハーフミラーを用いた表示装置を用いてホログラフィーとして表示することにより、CADモデルと患者の口腔を重ね合わせることが可能となり、ステントを用いることなく、術前のインプラン埋入シミュレーション通りの手術を行える可能性が示唆された。
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