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2007 年度 実績報告書

軟性裏装材使用総義歯装着患者の長期予後に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19592262
研究機関日本大学

研究代表者

木本 統  日本大学, 松戸歯学部, 講師 (10267106)

研究分担者 郡司 敦子  日本大学, 松戸歯学部, 助手 (80170596)
木本 克彦  神奈川歯科大学, 歯学部, 教授 (70205011)
宗 邦雄  日本大学, 松戸歯学部, 助手(専任扱) (50419777)
山本 史郎  日本大学, 松戸歯学部, 助手(専任扱) (50419793)
キーワード総義歯 / 軟性裏装材 / 長期予後
研究概要

53名の被験者をアクリル系軟性裏装材使用総義歯使用装着群(軟性群)26名,通法義歯装着群27名に無作為割り付けを行い,治療終了後,両群間の予後を検討する目的で.1年後,2年後の装着率を求めた.装着1年後の装着状況は軟性群26名において,義歯使用継続中の患者が16名,義歯を使用していない患者が10名であった.一方,通法群27名においては,義歯使用継続中の患者が16名,義歯を使用していない患者が11名であった.不使用の内訳は,連絡がとれない患者が3名,死亡した患者が3名,義歯を再製してしまった患者が1名,研究に参加したくない人が2名,リベースをしてしまった患者が1名であった.1年後においての義歯装着率は,軟性において61.5%,通法において59.2%であった.カイ二乗検定の結果,両群間において義歯使用の割合の差は認められなかった.
装着2年後の装着状況は装着1年後の装着状況は軟性群26名において,義歯使用継続中の患者が12名,義歯を使用していない患者が15名であった.一方,通法群27名においては,義歯使用継続中の患者が9名,義歯を使用していない患者が18名であった.不使用の内訳は,連絡がとれない患者が5名,研究に参加したくない人が6名であったが,軟性群において観察された死亡,義歯の再製,リベースの患者はいなかった.1年後においての義歯装着率は,軟性において46.2%,通法において33.3%であった.カイ二乗検定の結果,両群間において義歯使用の割合の差は認められなかった.

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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