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2007 年度 実績報告書

透明プラスチックを用いた骨結合達成スピードの動的評価

研究課題

研究課題/領域番号 19592276
研究機関福岡歯科大学

研究代表者

城戸 寛史  福岡歯科大学, 歯学部, 准教授 (90169897)

研究分担者 松浦 正朗  福岡歯科大学, 歯学部, 教授 (10089451)
長島 義之  福岡歯科大学, 歯学部, 講師 (30389415)
渡津 章  産業技術総合研究所, サステナブルマテリアル部門, 研究員 (90358375)
寺岡 啓  産業技術総合研究所, 先進製造プロセス研究部門, 研究員 (00357542)
斎藤 尚文  産業技術総合研究所, サステナブルマテリアル部門, 主任研究員 (40357059)
キーワードチタニウム / インプラント / 骨結合 / コーティング / 界面
研究概要

近年のインプラント治療におけるテーマの一つは治療期間を短縮させることであり,よりオッセオインテグレーションを達成できるように表面性状の改良や骨再生誘導物質の応用が試みられている.このような新しい表面性状や骨再生誘導物質の効果を正確に評価するためには同じ個体で連続的にオッセオインテグレーシヨシの課程を観察する必要がある.
本研究では透明プラスチックインプラントを応用して生体内でオッセオインテグレーションが獲得される課程をインプラントの内面から観察し,インプラントの表面性状や骨再生誘導因子がオッセオインテグレーションの獲得スピードにおよぼす影響を検討する。
今年度は生きた骨内でチタン「骨界面を観察するため,チアンコーティング透明プラスチックを応用してインプラント内面から骨結合を看観察するための実験用チャンバーおよびチタン-骨界面を観察するためのチャンバーを試作した.また,観察に必要な専用光源として発光ダイオードを検討した.
その結果,オッセオインテグレーションを観察するためには観察する方向を再検討する必要があり試作チャンバーによる観察には限界があることが分からた.そこでチタンコーティンダインプラントを使用してマイロによるオッセオインテグレーションの観察を試みたところ金属アーチファクトのない良好な観察が行えることが分かった。今後,4作チャンバーの改良とマイクロCTによる経時的観察の2つの方法について検討する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Ultrastructure of the interface between titanium and surrounding tissue in rat tibiae2008

    • 著者名/発表者名
      城戸 寛史, 森永 健三, 渡津 章, 佐藤 敦子, 岡松 加恵, 松永 興昌, その他
    • 学会等名
      Academy of Osseointegration
    • 発表場所
      ボストン,アメリカ合衆国
    • 年月日
      20080228-0301

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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