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2007 年度 実績報告書

アフリカツメガエル胚未分化細胞からの試験管内での歯牙及び顎骨を含む顎顔面領域 誘導

研究課題

研究課題/領域番号 19592298
研究機関広島大学

研究代表者

福井 康人  広島大学, 病院, 歯科診療医 (90363085)

研究分担者 岡本 哲治  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (00169153)
虎谷 茂昭  広島大学, 病院, 講師 (90172220)
小林 雅史  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (30346506)
キーワードアニマルキャップ / 歯牙誘導 / 顎骨
研究概要

アニマルキャップサンドイッチ培養
アニマルキャップサンドイッチ培養にて作成したexplantを我々が開発したRDX培地を用いて30日間培養したのち、explant内に歯牙誘導がなされたか否かを検討するために、アメロジェニンにて免疫染色を行った。その結果、explant内に軟骨組織の誘導は認めたものの、歯牙様構造の誘導は認めず、また免疫染色陽性組織も認めなかった。一方、explantより抽出したRNAを用いてアメロジェニンの発現をRT-PCRにて確認したところ、培養10日目のRNAからアメロジェニンの発現が確認された。
アフリカツメガエル幼生へのexplant移植実験
正常胚(St.23)腹部へ移植後、飼育を続けたところ、膓部移植組織も成長に伴い肥大を認めた。移植組織は、変態開始時の両脚の出現を妨げず、変態後期には、尾部の吸収とともに縮小し、飼育50日目には、変態を完了し、成体に成育した。成体に成長したものは、運動障害など異常を認めず、両脚基部に膨隆した移植片を認めた。飼育50日目の成体を固定後、脱灰操作をへて、PAS-Alcian blue染色を行い、組織学的に解析したところ、移植部組織は、成熟した軟骨組織によって構成されていたが、一部分はPAS染色にて赤紫色に染まる骨組織を認めた。

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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