細胞ハイブリッド型人工骨による顎骨の再生医療に関する基礎的研究

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19592311
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 外科系歯学
• 研究機関: 昭和大学
• 研究代表者: 代田 達夫 昭和大学, 歯学部, 准教授 (60235760)
• 研究分担者: 新谷 悟 昭和大学, 歯学部, 教授 (80294429)
• 連携研究者: 八上 公利 松本歯科大学, 歯学部, 准教授 (00210211) ; 伊藤 英寿 昭和大学, 歯学部, 非常勤講師 (80384303)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• キーワード: 生体材料 / 未分化間葉系細胞 / 顎骨再生 / 実験的研究

研究概要

インプラント治療において骨量が不足した場合には自家骨移植が最も有用である。しかし, 大量の移植骨を必要とする場合には骨採取部の侵襲が大きくなることから, 低侵襲な骨造成法の開発が望まれてきた。そこで本研究では, 培養・増殖させたイヌ由来の未分化間葉系細胞と生体内吸収性の人工骨であるβ-TCPを組み合わせた細胞ハイブリッド型人工骨を作製し, この人工骨を用いた骨再生の可能性について実験的に検討した。

研究成果

• [雑誌論文] Analyses of speech intelligibility in patients after glossectomy and reconstruction with faciocutaneous/mycutaneous flaps (2009)
  • 著者名/発表者名: Matsui Y, Shirota T, Yamashita Y, Ohno K.
  • 雑誌名: Int J oral and Maxillofacial Surg 38 ページ: 339-345
  • 査読あり
• [雑誌論文] 骨移植による顎裂閉鎖部へのインプランtp治療に関する臨床的検討 (2008)
  • 著者名/発表者名: 代田達夫, 松井義郎, 西村明子, 鈴木規子, 羽鳥仁志, 佐藤裕二, 宮下元, 新谷悟
  • 雑誌名: 日口腔インプラント誌 21 ページ: 32-38
  • 査読あり
• [雑誌論文] Long-term study of dental implants placed into alveolar cleft sites (2007)
  • 著者名/発表者名: Matsui Y, Ohno K, Nishimura A, Shirota T, Kim S, Miyashita H.
  • 雑誌名: Cleft Palate Craniofac J 44 ページ: 444-447
  • 査読あり
• [学会発表] 幾何構造とメカノストレスを応用した自己間葉系幹細胞・ハニカムb-TCPハイブリッド型骨補填技術の開発 (2008)
  • 著者名/発表者名: 八上公利, 代田達夫, 吉澤泰昌, 他
  • 学会等名: 第26回日本骨代謝学会学術集会
  • 発表場所: 大阪国際会議場
  • 年月日: 2008-10-30
• [学会発表] 細胞ハイブリッド型人工骨」によるインプラント周囲の骨再生に関する実験的研究 (2008)
  • 著者名/発表者名: 代田達夫, 八上公利, 吉澤泰昌, 他
  • 学会等名: 第62回NPO法人日本口腔科学会学術集会
  • 発表場所: 福岡国際会議場
  • 年月日: 2008-04-17