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2007 年度 実績報告書

咬合干渉が咀嚼筋の血液動態に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 19592351
研究機関大阪大学

研究代表者

柳 美帆  大阪大学, 歯学研究科, 助教 (80420438)

研究分担者 社 浩太郎  大阪大学, 歯学研究科, 准教授 (10303976)
高田 健治  大阪大学, 歯学研究科, 教授 (50127247)
キーワード血液動態 / 咀嚼運動 / 自律神経 / 咬合干渉 / 咀嚼筋 / 不正咬合 / 顎関節症 / 運動制御
研究概要

本研究では、顎口腔機能時(咀嚼時)の咬合干渉による歯根膜の圧受容器からの刺激(顎口腔系への機械的刺激)が自律神経の活動に及ぼす影響、およびその後の自律神経系の活動が逆に咀嚼筋活動や筋の血液動態に及ぼす影響について、生理学的、運動制御学的に検討することを目的として行われた。
平成19年度は、正常咬合を有する成人女性について、習慣性咀嚼側でガム咀嚼運動を行わせ、非観血式連続血圧測定装置、心電計、レーザー血流計、筋電計を用いて、血圧、心電図、皮膚血流、閉口筋筋電図などを同時に測定し、予備実験を行った。
急性あるいは亜急性に咬合に変化が生じた後に咀嚼運動を行った場合に起こると考えられる咬筋の血液動態の変化としては、還元ヘモグロビン濃度が上昇し、酸化ヘモグロビン濃度が減少することが明らかとなった。以上より、咀嚼時の咬合干渉によって閉口筋の酸素消費量が増加することが明らかとなった。

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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