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2007 年度 実績報告書

小児の睡眠障害およびブラキシズムとストレス、呼吸消化器症状、顎顔面形態との関連

研究課題

研究課題/領域番号 19592361
研究機関鹿児島大学

研究代表者

坂口 勝義  鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (80381185)

研究分担者 宮脇 正一  鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (80295807)
永田 順子  鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (50264429)
山崎 要一  鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (30200645)
岩崎 智憲  鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (10264433)
キーワード小児 / 睡眠障害 / 睡眠時無呼吸 / 呼吸・消化器症状 / 顎顔面形態 / 睡眠時ブラキシズム / 矯正治療 / 治療効果
研究概要

本研究の目的は小児における睡眠障害の実態を把握し、睡眠障害の有効な治療法を策定することを目標として、睡眠障害と関連因子との相互関係を明らかにすることである。概要は次の通りである。睡眠障害や睡眠時ブラキシズム、胃食道酸逆流に起因する消化器症状などに関するアンケート調査を行い、口腔顎顔面の形態や機能との関連を調べる。また、調査から睡眠障害またはそれに関連する睡眠時ブラキシズム、消化器症状の疑いが認められた患者について、睡眠検査などのさらに詳細な検査を行う。また、顎顔面形態や歯列の治療が必要と診断された患者には治療を行い、治療効果を検討する。
19年度においては、交付された経費で実験・計測機器を購入し、本研究のデータ処理および解析システムを構築することと、ならびに対象被験者を選定するための実態調査アンケートを作製し、対象被験者のスクリーニングを行った。すなわち、具体的には、睡眠時の無呼吸を調べるための呼吸状態、SpO_2を、また、睡眠時ブラキシズムを測定するための睡眠中の咬筋、側頭筋の筋活動を同時記録できる生体信号収録装置を用いて、予備的に計測を行い、睡眠中の生体信号の同時記録と解析が可能であることを確認した。また、被験者の心理的健康状態と特性、睡眠障害ならびに消化器症状について調べるために、心理的健康状態については内田クレペリン精神作業検査、小児エゴグラム、PedsQL(Varni, et. al., 2001)を、睡眠障害についてはEpworth Sleepiness Scale (ESS)、 Pediatric Daytime Sleepiness Scale(PDSS)を、消化器症状についてはQUEST問診票ならびにFスケール(Kusano, et. al., 2004)を基礎にした実態調査アンケートを作製した。今後、より睡眠障害の検出効果の高い質問内容を加え、アンケート調査を行い、検査対象となる被験者を選定し、検査と解析を行う予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Orthodontic treatment using maxillary distraction osteogenesis on a patient with cleft soft palate, maxillary hypoplasia, total crossbite and mental retardation2008

    • 著者名/発表者名
      Katsuyoshi Sakaguchi, Junko Nagata, Kunihiro Nagayama, Kazumasa Sugihara, Shouichi Miya-waki
    • 雑誌名

      Orhodontic Waves (In press)

    • 査読あり
  • [学会発表] コーンビームX線CTを用いた反対咬合児の気道と顎顔面形態との関連性について2007

    • 著者名/発表者名
      岩崎 智憲
    • 学会等名
      第66回日本矯正歯科学会
    • 発表場所
      大阪
    • 年月日
      20070919-21

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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