研究課題
基盤研究(C)
歯周病の原因となる細菌(歯周病細菌)における、非翻訳RNAの役割を解析することを目的として、以下の研究成果を得た。(1) 歯周病細菌Aggregatibacter actinomycetetemcomitansに大腸菌と類似した非翻訳RNAが発現していることを示した。(2) A. actinomycetemcomitansからRNAシャペロンを同定し、クローニングした。(3) RNAシャペロンを介した非翻訳RNAによる遺伝子発現調節機構がA. actinomycetemcomitansに存在する可能性を示した。(4)歯周病の病態には細菌だけでなく古細菌種が関与しており、その解析の必要性を示した。
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FEMS Microbiol Lett 287(1)
ページ: 69-75