研究課題
基盤研究(C)
歯周病は、歯周病関連細菌の菌体成分(LPSなど)刺激によりヒト歯肉線維芽細胞(HGFs)などが炎症性サイトカイン、プロスタグランジン(PG)E2などを産生することで生じる慢性炎症疾患である。一般的に歯周病治療は歯石・プラークの除去を行うが、炎症症状が著しい場合には抗炎症薬を投与することがある。しかし、一般的な抗炎症薬は胃腸障害などの副作用がある。抗炎症作用を示す漢方薬、小柴胡湯にはこれら副作用がない。小柴胡湯によるHGFsの炎症性物質産生抑制効果を検討し、明らかにした。
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Biol. Pharm. Bull. 31
ページ: 1141-1144