研究課題
外部発信に使用予定のサーバーが壊れたため、新たなサーバーを確保し、昨年度作成した新バージョンのWBT教材をそのサーバーを利用できるようホームページ作成を行った。ホームページには、看護技術の8項目33コンテンツが準備でき、ID・パスワードを設定した。臨床での使用を目指し、全国病院名簿より病床数300床以上の病院をあげ、無作為抽出法により500施設を抽出して、ICT(information & Communications Technology)活用教育実施状況」に関する質問紙調査を行った。回収率は20%前後と低いが、回答があった施設では様々な理由からICTの導入が進んでいないことがあきらかになった。また、大学作成のホームページを利用したWBT(Web Based Training)に対しては、約半数が興味を示し「利用したい」「場合によっては利用したい」という希望を持っており、基礎教育と臨床の連携の可能性の大きさが明らかになった。大学作成のホームページを利用を希望した施設に対するシステムの説明等を開始し、実際に使い始めてもらっている。説明時には、「このようなシステムが構築されることは、潜在看護師の職場復帰にも役立つのではないか」という評価もあった。来年度はさらに利用施設を拡大していく予定になっている。WBT利用施設では、WBTを約1ヶ月施行した後に、WBTのシステムや内容等について質問紙調査を行うことについても同意を得ており、今後集計しまとめる予定である。
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