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2008 年度 実績報告書

コンシュマヘルスインフォマティックス普及のためのウェブサイト開発

研究課題

研究課題/領域番号 19592448
研究機関岩手県立大学

研究代表者

山内 一史  岩手県立大学, 看護学部, 教授 (20125967)

研究分担者 伊藤 收  岩手県立大学, 看護学部, 教授 (40320246)
浅沼 優子  岩手県立大学, 看護学部, 講師 (10305261)
遠藤 良仁  岩手県立大学, 看護学部, 助手 (00438087)
キーワードCHI / ヘルスコンシュマ / Webページ
研究概要

本年度の目標は、ヘルスコンシュマ(HC)のニーズに合う情報発信サイト提示とインターネット上のコンシュマヘルスインフォマティクス(CHI)啓蒙サイトのモデル作りであった。
前者は、前年度調査結果を検討した結果、国内のHC候補者は生活習慣病についての知識を得たいというニーズが高いことが推測された。ところが、国内医療情報源サイトの検索結果より、これら疾患のガイドラインなどは、既にMindシステム(http://minds.jcqhc.or.jp/)に集約されていることがわかったので、HCが求めるものをそこから容易かつ的確に探せるためのインデックス作りに方針を変更した。代表的なCHIサイトであるHealthfinder.gov,MedlinePlusやMayoClinic.comの該当するインデックス部分を検討したところ、キーワードとして、医学専門用語ではなく一般用語が多く使われていることが判明したので、日本語ではどのような用語を使うべきか、現在、検討中である。
後者は、配信り元となる教材として、医療関係者向けと一般向けの紹介スライドを作成し、それぞれ看護管理者と看護学生が対の看護情報学講義の中で使用して検討した結果、その有用性が確認できた。この教材発信のためのWebのHC向けユーザビリティは、この分野の先進国であるアメリカの看護情報学分野将来戦略遂行チーム(Tiger Initiative)が10月作成予定のスタンダードを採用する予定であった。ところが、期限になってもそれが提示されないため、Webサイトの作成は来年度に見送り、この作業グループのドラフトや現在の成果などを和訳して検討し(第9回日本医療情報学会看護学術大会発表、第28回医療情報学連合大会発表、第28回日本看護科学学会学術集会発表)、国内にも適応できる基準案(一部を第10回日本医療情報学会看護学術大会で発表予定)を作成した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] Personal Health Recordは看護情報学にどのような影響を与えたか2008

    • 著者名/発表者名
      山内一史
    • 学会等名
      第28回日本看護科学学会学術集会
    • 発表場所
      福岡
    • 年月日
      2008-12-13
  • [学会発表] アメリカ看護情報学におけるコンシューマヘルスインフォマティックの将来2008

    • 著者名/発表者名
      山内一史
    • 学会等名
      第28回医療情報学連合大会
    • 発表場所
      横浜
    • 年月日
      2008-11-25
  • [学会発表] アメリカ看護情報学の新戦略2008

    • 著者名/発表者名
      山内一史, 太田勝正
    • 学会等名
      第9回日本医療情報学会看護学術大会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2008-07-05

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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