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2010 年度 実績報告書

看護組織における組織文化の測定尺度の洗練化とそれを用いた組織変革システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 19592477
研究機関四国大学

研究代表者

稲田 久美子  四国大学, 看護学部, 教授 (00446064)

キーワード看護組織 / 組織文化 / 測定尺度 / 洗練化 / 組織変革 / リーダーシップ / システム
研究概要

研究目的:看護管理者が自分の組織を変革するための手段として活用するために、「看護組織における組織文化の測定尺度」の洗練化と、それを用いた組織変革システムを構築する。
平成22年度研究課題と実績
(1)「看護組織における組織文化」の変革モデルの構築
平成20年度に「看護組織における組織文化」の測定尺度を用いた量的調査とフィールド調査にて組織文化特性を明らかにした1総合病院を対象に組織変革のアクションリサーチを開始した。対象病院の看護部長・看護師長達が研究協力者となり、月に1回の会議を持ち、組織の問題を抽出しながら、変革のビジョンと目標を明らかにした。今後、2年間継続し、計画立案・実施・評価をする予定である。この一連のプロセスを分析し、組織変革のモデルを構築する予定である。
(2)看護師長の役割の構成概念の明確化と調査用紙の作成
平成21年度から継続して、「看護師長の役割」についてのフォーカス・グループ・インタビューの質的・帰納的分析を行った。その結果をもとに、研究協力者の看護師長達と一緒に「看護師長の役割」の構成概念の明確化、及び調査用紙作成作業を行った。平成23年度は調査用紙を完成し、看護師長を対象に量的調査を行う予定である。
(3)「看護組織における組織文化」の測定尺度を用いた組織文化パターンの抽出
6総合病院を対象とした「看護組織における組織文化」の測定尺度を用いた調査結果とフィールド調査結果を比較検討した。そして、その結果をもとに、32総合病院の組織文化特性のパターンを抽出した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 「看護の要」「組織変革の要」看護師長の役割を語ろう!-理論家と実践家のコラボレーションから生まれる効果(インフォメーション・エクスチェンジ)2010

    • 著者名/発表者名
      稲田久美子
    • 学会等名
      第14回日本看護管理学会年次大会
    • 発表場所
      横浜市
    • 年月日
      2010-08-21
  • [学会発表] 看護組織における組織文化の抽出の試み-1総合病院での調査から-2010

    • 著者名/発表者名
      稲田久美子
    • 学会等名
      第14回日本看護管理学会年次大会
    • 発表場所
      横浜市
    • 年月日
      2010-08-20

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公開日: 2012-07-19  

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