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2008 年度 実績報告書

農業に従事する女性のライフスタイルを重視した更年期セルフケアプログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19592478
研究機関天使大学

研究代表者

島 明子  天使大学, 看護栄養学部, 講師 (80337112)

研究分担者 前沢 政次  北海道大学, 医学研究科, 教授 (90124916)
河原田 まり子  北海道大学, 保健科学研究院, 准教授 (90374272)
キーワード看護学 / 更年期 / 農業従事者 / ライフスタイル / セルフケア / 職業性ストレス
研究概要

本年度は、アンケート調査とセルフケアプログラムの介入調査を開始した。
1.アンケート調査;
農業従事者の更年期症状とライフスタイル要因の影響要因を明らかにするために、北海道全域の農業協同組合女性部の協力を得て、40歳〜50歳代の女性1,000名へ調査を実施した。回答者は540名(回収率54%)であった。ライフスタイル要因では職業性ストレスが更年期症状へ影響している傾向が示唆された。職業性ストレスが及ぼす更年期症状への影響について、農業従事者特有の傾向であるかを明らかにするために、対象者を非正規雇用労働者へ拡げてアンケート調査を実施した。比較分析は来年度へ継続することとなった。
2.セルフケアプログラム介入調査;
プログラムは、小集団と個別の2種類を設定した。(1)小集団プログラムでは、地区別に対話型健康教室を設定し、時期は農繁期を避けた冬期に開催した。内容は、アンケート結果をもとにストレスマネジメントを強化し、リラクセーション法の体験型学習を取り入れた。(2)個別プログラムでは、情報提供を主軸としてニューズレターを発行した。対象者は、アンケート調査の協力者のうち、個別プログラムを希望された250名とした。内容は、女性ホルモンと心身の変化を中心とし、小集団プログラムと連動できるように工夫した。各プログラムの評価は、対象者からのアンケートに基づいて行い、更に内容を修正中である。本年度計画は季節や天候の影響にて遅延したため、来年度もプログラムを継続し、評価とする。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 農漁村地域の中高年女性における更年期症状の発現とストレス対処能力(Sense of Coherence)2008

    • 著者名/発表者名
      島明子、前沢政次、河原田まり子
    • 学会等名
      第23回日本更年期医学学会学術集会
    • 発表場所
      神奈川県・ワークピア横浜
    • 年月日
      2008-11-16
  • [学会発表] 酪農業に従事する女性の更年期症状と対処の経験に関する質的研究2008

    • 著者名/発表者名
      島明子、前沢政次、河原田まり子
    • 学会等名
      第67回日本公衆衛生学会総会
    • 発表場所
      福岡県・福岡国際会議場
    • 年月日
      2008-11-06

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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