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2007 年度 実績報告書

CAIによる、小児がんの子どもの治療への主体性を高める疾患別援助プログラムの作成

研究課題

研究課題/領域番号 19592482
研究機関千葉大学

研究代表者

小川 純子  千葉大学, 看護学部, 助教 (30344972)

研究分担者 中村 伸枝  千葉大学, 看護学部, 教授 (20282460)
荒木 暁子  千葉大学, 看護学部, 准教授 (60251138)
遠藤 数江  千葉大学, 看護学部, 助教 (70361417)
佐藤 奈保  千葉大学, 看護学部, 助教 (10291577)
キーワード地域看護 / 予防 / 戦略 / 構造 / 技術 / 体系化
研究概要

研究初年度であったため、疾患別のCAIプログラムの作成に向けての予備調査と、昨年までの萌芽研究で作成したCAIに関する論文発表を中心に実施した。
1. 小児がんの子どもが、苦痛を伴う治療を主体的に乗り越えることを促す援助に関する実態調査
1.小児がんの子どもに関わる医師20名を対象に"子どもの治療への主体性を高める援助"が必要であると考える時期、"子どもの治療への主体性を高める援助"が難しいと考える時期、なとについて、質問紙調査を実施。もっとも多くの医師がこどもが治療に主体的に向かうためには、入院時が最も重要な時期であると回答した。子どもへの病名説明に関しては、「家族の同意があること」を条件とする意志が多かった、2008年5月に幕張で開催されるANR(国際神経芽腫学会)2008にて示説発表する予定。
2) 小児がんの子どもに関わる看護し12名を対象に上記の医師への質問と同様の内容で、面接調査を実施。多くの看護しが、子どもの主体性を高めることを目的として、日々のケアの中で"子どもが自分で選ぶこと"や"自分で症状を伝える"ことを促すかかわりをしていた。しかし、子どもが主体性を発揮していることを、子どもにフィードバックしたり、意識つけている看護師は少なかった。2008年10月にドイツで開催されるSIOP(国際小児腫瘍会議)にて発表する予定。
3) 第39回SIOP(国際小児腫瘍会議)に参加し、諸外国の看護師と、小児がんの子どもの治療への主体性に対する看護師の働きかけについて検討した。
2. 萌芽研究で作成したCAIに関する論文発表
"小児がん看護3号"に結果を投稿し、受理された。2008年7月発行予定。

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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