研究概要 |
平成19年度の研究目的: 平成18年度に施設、機関ごとに開催された出産前教育の状況について,担当者からヒアリングを行うためのプロジェクトの設置と現状システムに関する観察および分析を行うことであった。 研究進捗状況と成果: 共同研究者で活動の準備と資料作成を行い,自治体,病産院,助産所,保健福祉センター,企業団体などから,指導担当者を対象に出産前教育のシステムおよび課題などについてヒアリングの進行中である。代表施設の一次ヒアリングを終えて,明らかになったことは施設や担当者によって出産前教育の企画目的やプログラムおよび評価等に,独特の考えや特性があり,クラスの有効性や意義がある一方で限界や問題点を内包していた。また出産前教育クラスで利用するテキストやプログラム資料の収集も進め,実際のクラスの観察や環境写真も収集している段階である。システム分析と収集資料およびヒアリング内容の分析を専門的視点から協議するために,本年の活動概略を整理した依頼書類の準備をすすめ,研究プロジェクトの構成メンバー選出と初回協議の準備をしている。
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