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2010 年度 実績報告書

出産前教育の現状分析と地域・職域連携モデルの構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19592483
研究機関金沢大学

研究代表者

島田 啓子  金沢大学, 保健学系, 教授 (60115243)

キーワード出産前教育 / 現状分析 / 連携モデル / 地域 / 職域 / 行政機関 / 医療機関 / ネットワーク
研究概要

本研の目的は、出産前教育に関する現状分析から地域や職域を超えて関連職種の連携によるモデルを考案し、4年計画で順次連携モデルとしてネットワークを構築することであった。
【本年度(4年計画の最終年度)の課題3項目】
1) 出産前教育の運営について現状を分析しクラスのネットワーク連携の可否について、3年間のヒアリング結果を集約・整理する。その一部を研究成果として発表する。
2) 地域と職域を超えた連携モデルを考案するために施設ごとの調査から要素を抽出し有識者からの意見を参考に試行ビデオ教材を制作する。
3) 現状の出産前教育を収録し、その試行のためのモデル一次案を考案して今後の課題を検討する(関連施設へ配信、視聴後のヒアリング、連携モデルの条件整備など)。
【研究成果】
課題1):ネットワーク連携について賛同する意見が多くメリットに幅があるクラス内容の提示可能と逆にその実働化にともなう問題点として具体的な連携方法の不確かさが挙げられた。その成果2編を全国学術集会で発表した。
課題2):連携モデルの考案のため、代表的な2施設の出産準備教育クラスを収録しビデオ視聴ができるビデオ教材を制作してコンテンツと配信システムを稼働する整備を行った。
課題3):ビデオ教材(DVD編集してUCIポータル、e-learningができるデジタルコンテンツとして配信する段階に到達したが、セキュリティの観点からID作成などについて検討確認を継続している。試行モニタリング分析から出産準備教育への勧誘方法や連携モデルの運用条件、フォローの方法が課題として浮上した。逆に施設のクラス特徴を前面に出す効果とオンライン中継で結ぶ遠方の妊婦仲間が形成される余剰成果も期待できた。継続してモデル改案しながら試行を重ねる意義があると結論付けた。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2011 2010 その他

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 医療機関および行政機関の出産前教育における運営体制の現状分析2011

    • 著者名/発表者名
      間島佳世乃
    • 雑誌名

      母性衛生

      巻: (in press)

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Prenatal education and perspective to maternity class network2011

    • 著者名/発表者名
      Keiko, Shimada
    • 雑誌名

      Hokuriku Journal of Public Health

      巻: (in press)

    • 査読あり
  • [学会発表] 出産前教育の現状分析とネットワークへの展望2010

    • 著者名/発表者名
      長谷知美, 島田啓子, 田淵紀子, 亀田幸枝, 長谷知美, 竹中由紀, 高瀬麻衣
    • 学会等名
      第51回日本母性衛生学会
    • 発表場所
      石川県立音楽堂(石川県)
    • 年月日
      2010-11-06
  • [学会発表] 医療機関および行政機関の出産前教育における運営体制の現状分析2010

    • 著者名/発表者名
      高瀬麻衣, 島田啓子, 田淵紀子, 亀田幸枝, 長谷知美, 竹中由紀
    • 学会等名
      第51回日本母性衛生学会
    • 発表場所
      石川県立音楽堂(石川県)
    • 年月日
      2010-11-05
  • [備考]

    • URL

      http://dspace.lob.kanazawa-u.ac.jp/dspace/

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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