研究課題/領域番号 |
19592491
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
森本 美智子 鳥取大学, 医学部, 准教授 (50335593)
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連携研究者 |
鰤岡 直人 鳥取大学, 医学部, 教授 (50252854)
谷村 千華 鳥取大学, 医学部, 助教 (90346346)
原田 和宏 吉備国際大学, 保健科学部, 准教授 (80449892)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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キーワード | 慢性閉塞性肺疾患(呼吸器疾患) / 増悪 / セルフマネジメント / 自己効力感 / 心理的状態 / 在宅酸素療法 |
研究概要 |
慢性閉塞性肺疾患患者の急性増悪に関連する要因を縦断的に調査した結果、増悪を起こした者は、そうでない者に比べ、観察開始時点の(病気や症状に対する)コントロール可能性・息切れの対応に対する自信が低い状態にあった。肺機能の程度、息切れの程度に違いはなかったことから、身体的機能の状態は同じであっても、自分の状況についてコントロール感を低めている者が増悪を起こしやすいことが示唆された。また、コントロール感を低めている者は、具体的な療養法を行っていない傾向にあり、患者がコントロール感を高められるように、自信をもてるように支援することは、セルフマネジメント力を高めるうえでも増悪を予防するうえでも重要になると考えられた。
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