研究課題/領域番号 |
19592498
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
脇 幸子 大分大学, 医学部, 講師 (10274747)
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研究分担者 |
福井 幸子 大分大学, 医学部, 教授 (20141749)
井上 亮 大分大学, 医学部, 教授 (10325714)
浜口 和之 大分大学, 医学部, 教授 (60180931)
寺町 芳子 大分大学, 医学部, 講師 (70315323)
菅原 真由美 大分大学, 医学部, 助教 (90381045)
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キーワード | セルフケア / 自己評価 / 自己決定能力 / 外来看護 / 糖尿病 |
研究概要 |
1.本調査研究では、外来に通院している糖尿病患者のセルフケア状態について質問紙・聞き取り調査を行うことにより、患者のためのセルフケア自己評価尺度の妥当性、信頼性について検討(統計学的分析及び聞き取りの内容分析)することを目的とし、全体構想の第一調査研究となる。 1)調査対象 外来に通院している糖尿病患者 270名(現時点) 2)調査期間 平成20年3月3目〜4月30日 3)調査方法 質問紙・聞き取り調査、カルテからの情報収集 4)調査内容 (1)セルフケアに関連すると思われる48項目、8因子(内的統制因子、自己の尊重因子、自己効力感の健康管理の積極性因子、自己効力感の情動コントロール因子、自己決定因子、社会的孤独と抑鬱感情にうち勝つ因子、生きることへのモラール因子)で、「非常にそう思う」から「全くそう思わない」の6段階評定である。(既研究において申請者が作成したもの) (2)聞き取りの中で、患者の個人的背景やセルフケアの自己評価、日常生活状況や療養の工夫、困っていることなどについて聴取する。 (3)カルテより情報を収集する。(受診日のHBAlc) 5)今後の予定 今後は調査で得たデータを統計学的に分析し、セルフケア自己評価の実用性について検討する。また、調査1に協力を頂いた対象の中で、希望者には継続して関わりをもち(外来面接、郵送、電話などで看護相談)、調査2へと継続する。
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