研究概要 |
実施計画は、(1)データ分析,(2)分析結果の検討、(3)研究成果の発表、(4)研究成果のまとめの4点であった。 (1) データ分析:収集したデータ分析を行い、その結果を要約し検討した。 (2) 分析結果の検討 国内外において発表された関連する研究論文の追加検索を行い、得られた文献の内容を検討し、データ分析結果との比較考察を行った。また、文献研究を学会で発表した内容に考察を加え、論文投稿し掲載に至った。論文の標題は、「老年期乳がん体験者のソーシャル・サポートに関する研究の動向と今後の課題:英文献からの検討」である。 (3) 研究成果の発表 平成22年3月に開催のInternational Conference on Cancer Nursingにおいて、Evidence-Based Nursing of Cancer Care in Japan : A Literature Review及びSocial Support, Psychological and Physical States among Japanese Elderly Women with Breast Cancerを発表した。また、昨年度予定し新型インフルエンザのため繰り越しとなっていた学会発表Relationship of Social Support, Psychological and Physical States among Japanese Elderly Women with Breast Cancer : Focused on Predictive Factors on Psychological StatesをWorld Congress of Psycho-oncologyにおいて発表した。参加者との意見交換を行い、研究課題に関連する資料や情報収集を行った。さらに、面接で得た質的データをまとめて論文投稿し掲載された。標題は、「老年期乳がん体験者のソーシャル・サポート:内容分析による構成要素の検討」である。 (4) 研究成果のまとめ 上記をふまえて、研究の最終まとめを行い、研究成果報告書を平成23年5月に提出し、評価する予定である。
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