研究課題/領域番号 |
19592504
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
古橋 知子 福島県立医科大学, 看護学部, 講師 (30295761)
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研究分担者 |
鈴木 千衣 福島県立医科大学, 看護学部, 准教授 (00245945)
田中 克枝 福島県立医科大学, 看護学部, 講師 (40315544)
鈴木 学爾 福島県立医科大学, 看護学部, 助教 (00347197)
鈴木 幸恵 福島県立医科大学, 看護学部, 助手 (80513291)
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キーワード | プリパレーション / プレパレーション / アクションリサーチ |
研究概要 |
前年度に調査したプリパレーション導入・定着の促進因子および阻害因子を基に、本年度は実施計画の立案、実施、評価をパイロット・スタディーとして実施し、導入・定着のための具体的な取り組みや方法について示唆を得ることを目的に活動を行った。13施設に対して研究協力途中辞退と異動に伴う協力者の交代の申し出を随時保証し、年度初めに1施設、実施開始段階で1施設から辞退があった。 第1回会議(6月28日)では、前年度の分析結果の説明、各施設での取り組みについての状況報告、施設毎と施設を越え協同で取り組むと良い事柄について意見交換を行った。7月1日以後は、整備された大学-参加全施設との通信・ネットワークを活用し、施設毎にサポート担当者を決め、必要な取り組みの明確化、計画への具現化のプロセスを支援した。 施設毎および全体での取り組みが決定した後、11月に倫理審査を受け、12月より各施設で計画に基づき実施を開始した。実施の内省記録であるジャーナルを実践者と研究者との間で共有し、グループ討議形式で評価する機会(第2回会議:2月21日)を1度もった。また、導入・定着のための全体での取り組みとして、本年度は合同勉強会(12月20日)を開催し、また3月13日より事例検討会を開始した。これら導入・定着に向けた具体的な活動を通じて、施設毎の変化が見られ、プリパレーション導入・定着の要因がさらに明らかになってきている。 現在次年度に向け、本年度の調査結果を分析し、導入・定着のために有効な取り組みや方法を抽出している。次年度はそれを全体で共有し、計画の修正、再実施、評価を予定している。
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