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2007 年度 実績報告書

がん化学療法患者の倦怠感尺度開発そとの臨床的応用

研究課題

研究課題/領域番号 19592507
研究機関横浜市立大学

研究代表者

平井 和恵  横浜市立大学, 医学部, 准教授 (10290058)

研究分担者 神田 清子  群馬大学, 医学部, 教授 (40134291)
高階 淳子  秋田大学, 医学部, 助教 (70436187)
キーワード倦怠感 / がん / 尺度開発
研究概要

本研究の目的は、がん化学療法患者の倦怠感を測定する信頼性・妥当性ある尺度を開発し、その臨床的応用として、日常生活での意図的な歩行数増加が、がん化学療法患者の倦怠感の発現や程度に与える影響を評価することである。
19年度は、11月までに先行研究および文献レビューをもとに、「がん患者の倦怠感」の概念明確化と下位尺度の理論的設定を行い、「がん患者の倦怠感尺度」質問項目と測定様式の検討を行った。この際、がん専門看護師・がん専門医からの助言を受け、内容妥当性の確保を行い、「がん患者の倦怠感尺度(暫定版)」を完成させた。これは、身体的・精神的・認知的倦怠感の3つの下位尺度で構成され、5段階評価、45項目を有する。基準関連妥当性の検証のため、VAS(Visual Analogue Scale)およびCFS(Cancer Fatigue Scale)またはPOMS(Profile of Mood States)を同時に測定することとした。また、信頼性検証のため、一部の患者には再テストを行い安定性を測定するよう計画した。
これらを実施するため、11月以降、データ収集のための準備を開始し、横浜市立大学附属病院、国立病院機構西群馬病院、秋田大学医学部附属病院の3カ所で倫理審査申請を受け、うち2病院では19年度中にデータ収集の承認を得た。現在までに横浜市立大学附属病院化学療法室、国立病院機構西群馬病院血液内科などで約20名のデータ収集を終え、目標症例数(合計約400名)に向け、現在データ収集中である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 量的評価に見るがん患者の倦怠感の特徴〜非がん初診患者との比較から〜2008

    • 著者名/発表者名
      平井 和恵
    • 学会等名
      第22回日本がん看護学会学術集会
    • 発表場所
      名古屋
    • 年月日
      2008-02-10

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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