本研究では、専用サイト「不妊ケア.com」上に「カップルの親密さ自己診断プログラム」及び「カップルの親密さ向上プログラム」を開発した。前者は、カップルの関係に関する回答を送信すると診断結果及びアドバイスが閲覧できるシステムであり、549人に利用していただいた。用いたシステムは現段階でも信頼でき、妥当なシステムであるが、今後より簡便なシステムへ修正可能である。後者は対話型webシステムで、3ヶ月間エクササイズの実施日誌を送信するとそれに対するフィードバックが送られる。参加者が少なく評価に限界があるが、プログラムの提供者、提供方法・内容など実用化への課題が明確になった。
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