病気の不確かさ尺度(成人用)の開発

2010 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19592530
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 臨床看護学
• 研究機関: 北海道医療大学
• 研究代表者: 野川 道子 北海道医療大学, 看護福祉学部, 教授 (00265092)
• 連携研究者: 佐々木 栄子 北海道医療大学, 看護福祉学部, 准教授 (50364261) ; 舘山 光子 北海道医療大学, 看護福祉学部, 准教授 (30336432) ; 唐津 ふさ 北海道医療大学, 看護福祉学部, 講師 (20285539) ; 西村 歌織 北海道医療大学, 看護福祉学部, 講師 (20337041) ; 雉子谷 知子 北海道医療大学, 看護福祉学部, 助教 (90405671) ; 二本柳 玲子 北海道医療大学, 看護福祉学部, 助教 (40508719) ; 高木 由希 北海道医療大学, 看護福祉学部, 助教 (50588986)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• キーワード: 病気の不確かさ / 尺度 / 信頼性 / 妥当性

研究概要

本研究では、入院か通院かという療養の場を問わず使用できる病気の不確かさ尺度(成人用)を開発し、その信頼性と妥当性を検討した。探索的因子分析の結果、尺度は26項目6因子構造(【生活予測】【情報解釈】【病気の意味】【病気の性質】【病気の回復】【闘病力】)で構成された。6因子の累積寄与率は60.89%であり、尺度全体または6因子においても十分な信頼性や妥当性が確認され、モデル適合度も良好なことから臨床での使用基準を充たしていると判断した。

研究成果

• [学会発表] 血液透析患者の病気の不確かさに関連する要因 (2010)
  • 著者名/発表者名: 高木由希、野川道子
  • 学会等名: 第30回日本看護科学学会学術集会
  • 発表場所: 札幌
  • 年月日: 2010-12-03
• [学会発表] 血液透析患者が認知する病気の不確かさの特徴 (2010)
  • 著者名/発表者名: 高木由希、野川道子
  • 学会等名: 第4回日本慢性看護学会学術集会
  • 発表場所: 札幌
  • 年月日: 2010-06-27
• [学会発表] 病気の不確かさ尺度(日本人用)の開発 (2009)
  • 著者名/発表者名: 野川道子
  • 学会等名: 第3回日本慢性看護学会学術集会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2009-07-05