軽度認知症者の排泄・コミュニケーションの在宅介護モデルに関する研究

2009 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19592562
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 地域・老年看護学
• 研究機関: 山形大学
• 研究代表者: 細谷 たき子 山形大学, 医学部, 教授 (80313740)
• 研究分担者: 鈴木 育子 山形大学, 医学部, 准教授 (20261703) ; 小林 淳子 山形大学, 医学部, 教授 (30250806) ; 叶谷 由佳 山形大学, 医学部, 教授 (80313253) ; 佐藤 和佳子 山形大学, 医学部, 教授 (30272074) ; 大竹 まり子 山形大学, 医学部, 助教 (40333984) ; 森鍵 祐子 山形大学, 医学部, 助教 (20431596) ; 浅川 典子 埼玉医科大学, 保健医療学部, 准教授 (00310251) ; 赤間 明子 北海道大学, 医学部, 講師 (10310179)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2009
• キーワード: 認知症高齢者 / 認知症対応型通所介護施設 / コミュニケーション / 介護スタッフ / 排泄ケア / 入浴ケア / 介護困難感 / 介護技術

研究概要

認知症対応型通所介護施設の介護スタッフを対象に排泄、入浴などの介護ケアとコミュニケーションの技術向上を目指し、介護スタッフの利用者への関わりの状況に基づいて研修を企画実施した。また排泄、入浴の介護困難事例への対応について研究者が参加し事例検討会を実施した。その結果、研修後はコミュニケーション技術が向上し家族への情報提供頻度が増加した。事例検討会終了後は排泄、入浴介護困難感が低下し、スタッフ研修方法の有効性が示唆された。

研究成果

• [雑誌論文] ホームヘルパーの仕事意欲測定尺度開発及びその関連要因 (2009)
  • 著者名/発表者名: 中谷安寿, 杉浦圭子, 三上洋
  • 雑誌名: 日本公衆衛生雑誌 56(2) ページ: 87-99
• [雑誌論文] 国民衛生の動向 (2008)
  • 著者名/発表者名: 財団法人厚生統計協会
  • 雑誌名: 厚生の指標 臨時増刊, 55(12) ページ: 111-112
• [雑誌論文] 家族介護者のコミュニケーションスキルとその関連要因の検討 (2007)
  • 著者名/発表者名: 西田公昭, 山田紀代美
  • 雑誌名: 老年精神医学雑誌 18(5) ページ: 531-539
• [雑誌論文] 在宅地方性高齢者のニーズを元にしたアセスメントの留意点 (2003)
  • 著者名/発表者名: 沖田祐子, 中田康夫
  • 雑誌名: 老年看護学 7(2) ページ: 93-104
• [雑誌論文] 痴呆性高齢者の残存能力を高めるケア (2002)
  • 著者名/発表者名: Pam Dawson, Konna L. Wells, Karen kline 著, 山下美根子監訳
  • ページ: 21, 62
• [雑誌論文] ケアリングの理論と実践-コミュニケーションによる癒し (1995)
  • 著者名/発表者名: Carol Leppanen. Montgomery 著, 神郡博, 濱畑章子訳
  • ページ: 39
• [雑誌論文] Caregiver and Environmental Variables Related to Difficult Behaviors in Institutionalized, Demented Elderly Persons (1992)
  • 著者名/発表者名: S. C.Burgener, M. Jirovec, et al
  • 雑誌名: Journal of Gerontology 47(4) ページ: 242-249
• [学会発表] 認知症対応型通所施設スタッフのコミュニケーション技術向上を目指した介入の評価 (2009)
  • 著者名/発表者名: 鈴木育子
  • 学会等名: 第68回日本公衆衛生学会
  • 発表場所: 奈良県奈良市
  • 年月日: 2009-10-22