研究課題/領域番号 |
19592565
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 兵庫医療大学 (2008-2009) 奈良県立医科大学 (2007) |
研究代表者 |
尾ノ井 美由紀 兵庫医療大学, 看護学部, 講師 (70324788)
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研究分担者 |
早川 和生 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70142594)
山川 正信 大阪教育大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (70110567)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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キーワード | 知的障害児 / 肥満予防 / プログラム開発 |
研究概要 |
(1)幼児期の知的障害児の健康問題は、「持病の問題」や「心理的問題」が7割以上を占め、肥満問題はまだ顕在化していないことが明らかになった。 (2)特別支援学校と特別支援学級での知的障害児の健康問題は、「肥満」と「やせ」と違うことから、就学先により肥満改善および肥満予防と指導内容の変更の必要性が明らかになった。しかし、肥満指導時に養護教諭が「保護者が問題に対処できない」ことや「児童への教育が行い難い」と感じていたことから、保護者への教育や知的障害児への対応など専門家の不足が明らかになった。 (3)児童デイサービスでの肥満指導では、今まで指導を受けた保護者は1割程度であり、今回指導を受けることで、児童の問題点を認識することが、児童の肥満予防や改善につながる契機となったことが立証された。また、日常の身体活動量が、定型発達児の運動量の3分の1程度であり、夏季休暇中に著しく身体活動量が低下する傾向が見られた。
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