初年度である本年度は、既に終了している調査・研究の発表と、地域・職域の保健スタッフとのグループ・ディスカッション、韓国の中小企業向け産業保健活動の視察調査を実施した。 1.既に終了している調査・研究の整理・分析・学会発表 日本地域看護学会、日本産業精神保健学会、韓日中産業保健学術集談会、The 1st Asia conference on occupational health nursing2008、APA/NIOSH2008において、国内外に研究成果を発表した。 2地域・職域の保健スタッフとのグループディスカッション 毎回計10人ほどの参加者により、計6回のグループディスカッションを実施した。事例検討や研究結果の共有により、サービス提供者側からの検討を行った。 3.韓国における中小企業向け産業保健活動の視察 Korean Industrial Health Association(KIHA)およびHanyang Univ.Occupational Health Centerの活動を聞き取り調査し、実際に事業場訪問に同行して浩動内容と方法を見学した。訪問を基本とし、各事業場に合わせた活動を従業員と共に計画・実施・評価される当事者参加型の活動は、わが国にとって大いに参考となった。
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