研究課題/領域番号 |
19592579
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研究機関 | 国立病院医療センター(臨床研究部) |
研究代表者 |
天谷 真奈美 国立国際医療センター(研究所), 医療情報解析研究部, 研究員 (00279621)
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研究分担者 |
鈴木 麻揚 京都大学, 医学部保健学科, 助教 (60336493)
阿部 由香 国際医療センター, (研究所)・医療情報解析研究部, 研究員 (00320713)
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キーワード | 精神障害者 / 社会参加 / 自己効力感 / 国際情報交換 / 米国 |
研究概要 |
本研究は、16年〜18年度の科学研究費補助金基盤研究(C)にて開発した37項目からなる「精神障害者の社会参加自己効力感尺度」の成果を更に発展させ、19年〜21年度の3カ年で、海外の対象者も含め、一般化可能性と妥当性の高い「精神障害者の社会参加自己効力感尺度」の簡易版を作成することである。 そのため、19年4月〜9月においては、精神障害者の社会参加に対する自己効力感を促す要因について精査し、簡易版質問項目の原案作成に役立てる試みを実施した。すなわち、37項目の尺「精神障害者の社会参加自己効力感尺度」の質問項目開発過程でインタビューを行った精神障害者の社会参加への自己効力感に関する認識を、定性的帰納的に分析考察し、論文化した。それらは所属機関の紀要に投稿し、論文題名:統合失調症者の社会参加自己効力感の促進要因に関する研究として論文発表した。更に37項目の尺度原案の開発に関する海外からの反響を確認する目的で、6月に韓国で開かれた学会においても発表した。 19年10月〜20年3月においては、簡易版開発方法を具体的に検討するために、尺度簡易版の開発方法に関する関連文献や先行研究を検討した。また簡易版尺度開発に関する専門知識を有する学識経験者に相談し、実現可能性を高める知識を得ることができた。 また同時に簡易版尺度を含む質問紙のフェイスシート、尺度の基準関連妥当性および構成概念妥当性を検討するために用いる尺度内容を検討し、質問紙完成に向け会議を定期的に実施した。そして日米比較を行うために、米国における調査協力者を依頼選定し、米国における調査実施に向けた協議を現在、進行中である。
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