研究課題
基盤研究(C)
本研究は、在日ブラジル人男性を対象にメタボリックシンドローム罹患状況とその関連要因を探求したものである。対象者のメタボリックシンドローム罹患率は、同年代の日本人男性より高く、改善の為の介入が急務であることが明らかになった。特にリスクが高いのは、「年齢が高く、移住して間もない者」、「仕事の活動量が少ない者」であった。対象者らは比較的高い健康知識は持つものの、ブラジル人特有の肉や脂を好む食生活や、日本の便利な生活、過重労働による余裕のなさ、ストレスにより、健康行動をとることに困難を覚えていた。
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