研究概要 |
都市の高齢者が寝たきりや痴呆を防する健康寿命廷伸の実践方法のエビデンスを明ちかにし、保健活動に寄与することを目的とする。平成13年に行った調査をデータベースとして6年目の追跡調査を実施した。平成19年10月1日現在、65歳以上の在宅市民全員を対象に郵送による質問紙調査を行ろた。調査時期は、平成19年10月2日から19日までである。調査対象は25,316人であり、回収数15,428人分析有効回答数は15,194人回収率60.0%)であった。 平成19年度は、横断的基本集計を行った。本人による回答は93%秘であり、本人以外による代理画答は950人であった。代埋回答者の理由は、第1が認知症・理解力の低下(28.6%)であった。現在治療中の疾患がなしは16.1%であった。疾患の種類は、高血圧が34%、目の病気18.6%、骨・関節の病気14.3%、歯・歯周病13.9%、心臓病11.9%、高脂血症11.0%、糖尿病10.3%であった。身長と体重から算出される適正体重指標BMI(Body、MassIndex)では、肥満(25以上)は、全体で17.7%、女性16%、男性19.6%であった。一方やせ(18.5未満)は9.6%であり、女性11.9%、男性6.9%であった。85歳以上では6ヶ月間で2〜3kg以上の体重減少があった人が女性19.5%、男性20.2%であった。主観的健康感は、とても健康・まあまあ健康合わせて77%と過去の調査とほぼ同様の結果であった。運動やスポーツを週3回以上している人は30.6%であった。隣近所を含む外出は週1回以上している人は91.6%、85歳以上では女性64.7%、男性74.5%であった。また、外出頻度が多いと健康感が高く、外出頻度が少ないと健康感が低くなっていた。
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