研究課題/領域番号 |
19592603
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
半澤 節子 自治医科大学, 看護学部, 教授 (50325677)
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研究分担者 |
田中 悟郎 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (00253691)
田中 英樹 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (10315179)
ベイ ヨンジュン 長崎ウエスレヤン大学, 現代社会学部, 教授 (90396242)
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連携研究者 |
後藤 雅博 新潟大学, 医歯学系, 教授 (90334656)
太田 保之 西九州大学, リハビリテーション学部, 教授 (50108304)
稲富 宏之 兵庫医療大学, リハビリテーション学部, 教授 (10295107)
永井 優子 自治医科大学, 看護学部, 教授 (40237491)
関井 愛紀子 新潟大学, 医歯学系, 講師 (60436772)
田上 美千佳 東京都精神医学総合研究所, 主任研究員 (70227247)
新村 順子 東京都精神医学総合研究所, 研究員 (90360700)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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キーワード | 統合失調症 / 家族 / 介護負担感 / スティグマ / 比較文化 |
研究概要 |
日本(新潟市)と韓国(ソウル市、テグ市)の精神障害者地域家族会の協力のもと、調査協力の同意の得られた各100人の家族会会員を対象に、介護負担感(J-ZBI_8)、対処技能(FCQ-23)、介護意識(7items)、スティグマ(18items)、社会的距離(5items)などの尺度を用いて質問紙調査を実施した。解析の結果、1)統合失調症患者を抱える家族の介護負担感、知覚的スティグマ認知、社会的距離は韓国に比べて日本で有意に大きく、2)個人的スティグマ認知は日本に比べて韓国で有意に大きかった。これらのことから、東アジアの日韓両国では、統合失調症者の家族の介護負担感やスティグマ認知に相違がみられる可能性が示唆され、各国における介護負担感の軽減、家族自身のスティグマの緩和を効果的に進めるための支援システムの構築が課題であると推察された。
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