研究課題
基盤研究(C)
哺乳類では、視床下部の視交叉上核に存在する概日時計が、末梢組織に存在する概日時計の位相を調節すると考えられている。しかし、その調節の方法はほとんどわかっていない。本研究では、ラット卵巣をモデル器官とし、LHが卵巣に存在する概日時計の位相を調節することを生体レベルで検討した。薬理学的あるいは外科的な方法により、生体内のLH濃度を一定に保つと、卵巣における概日リズムの振幅は著しく減衰することがわかった。この結果は、LHが卵巣における概日時計の振動維持に必要であることを強く示唆する。
すべて 2010 2009 2008 2007
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (8件) 図書 (3件)
Curr. Biol. 20
ページ: R266-267
J. Biol. Rhythms 24
ページ: 55-63
Endocrinology 50
ページ: 4338-4347
Proc. Natl. Acad. Sci. 105
ページ: 13133-13138
Sleep and Biological Rhythms 6
ページ: 84-90
日本臨床 66(S2)
ページ: 90-95