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2007 年度 実績報告書

機能的SNPに着目したインスリンによるレジスチン遺伝子の転写調節機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 19599016
研究種目

特別研究促進費

研究機関愛媛大学

研究代表者

大沼 裕  愛媛大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00294794)

研究分担者 牧野 英一  愛媛大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (50009578)
大澤 春彦  愛媛大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (90294800)
キーワードヒトレジスチン / SNP / 転写調節 / プロモーター / インスリン応答性エレメント / インスリン
研究概要

本研究の目的は、ヒトレジスチン遺伝子プロモーターのインスリン応答性エレメント(insulin response element)を同定し、既に我々が同定したレジスチン遺伝子プロモーターの2型糖尿病感受性SNP(SNP-420)との相互作用を解析することにより、SNP特異的なインスリンによるレジスチン遺伝子の転写調節機構を解明しようとするものである。
ヒト単球由来のTHP-1細胞における、ヒトレジスチンmRNAの発現を検討した。THP-1細胞にヒトレジスチンmRNAが発現していることを確認した。100nMのインスリンにより、ヒトレジスチンmRNAの発現は抑制され、1μg/mlのLPS(lipopolysaccharide)によりその発現が増強することを確認した。
ヒトレジスチンプロモータ解析用にヒトレジスチンプロモータール融合ルシフェラーゼベクターを構築した。SNP-420にGを有するプロモーターおよびSNP-420にCを有するプロモーター約1kbをヒトgenomicDNAを鋳型としてPCRで増幅しルシフェラーゼレポーターベクター(pGL3)に組み込んだ。さらに、1連の5'flanking領域の欠失シリーズを作成した。
さらに、THP-1細胞および作成したレポーターベクターを用いて、トランスフェクションの系およびルシフェラーゼアッセイの系を構築し、ヒトレジスチンプロモータ解析の系を確立した。

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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