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2007 年度 実績報告書

優秀な外国人大学教員・研究者の獲得と評価の現状と改革に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19601012
研究機関東北大学

研究代表者

米澤 彰純  東北大学, 高等教育開発推進センター, 准教授 (70251428)

研究分担者 佐藤 香  東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (10313355)
船守 美穂  東京大学, 国際連携本部, 特任准教授 (70377141)
羽田 貴史  東北大学, 高等教育開発推進センター, 教授 (90125790)
黄 福涛  広島大学, 高等教育研究開発センター, 教授 (60335693)
太田 浩  一橋大学, 国際戦略本部, 准教授 (70345461)
キーワード大学評価 / 大学改革 / 外国人 / 教員評価 / 高等教育 / アカデミック・プロフェッション / 国際化 / 知識経済
研究概要

(1) 先行研究の整理と研究枠組みの設定
すでに研究代表者・分担者それぞれが過去に行っていた研究蓄積をもとに、先行研究の整理と研究枠組みの設定を行った。高等教育の国際化・国際競争力などを中心に、特に外国人教員の雇用や評価に着目した国内外の先行研究を整理し、先行研究のひとつAltbach and Balan編 World Class Worldwide翻訳作業を進めるとともに、日本・欧米・アジアの広い視点に立った研究枠組みを設定した。そのなかで、二つの局面を持っ日本の大学の国際化の困難と、そこにおける大学の役割の重要性が浮き彫りになった。
(2)国内外有識者との意見交換・セミナーの開催研究上の連携協力を行っているRoger Goodmanとの意見交換を進めながらプロジェクトを進めた。同時に、Jane Knight,Terri Kim、有道出人など本研究課題に密接に関わる研究者を招待し、セミナーを開催、日本の大学の国際交流担当者などとの意見交換を重ねた。また、Comparative andInternational Education Societyなどで研究動向の情報収集を行った。そのなかで、大学の国隙化自体の文脈の広さ、英国などの先進事例からみた場合の日本の立ち後れ、国籍のみならず日本のアカデミック・プロフェッションの労働環境の変化自体がもっ問題性などが明らかになった。
(3) 大学・外国人教員への質問紙調査への準備
日本での外国人大学教員・研究者がおかれた環境の客観的な把握のため質問紙調査による量的な把握を行うべく、そのための準備を進めた。また、調査方法のあり方について、関係者間で協議を進めた。大学教員にかんしては、特にサンプルの選定に配慮すべき事項が多く、この点について、徹底的な検討を進めた。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 国際大学ランキングの実像2008

    • 著者名/発表者名
      米澤彰純
    • 雑誌名

      早稲田大学史紀要 39

      ページ: 77-101

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 新たな段階に入った留学生政策と大学主体の質保証2007

    • 著者名/発表者名
      米澤彰純
    • 雑誌名

      留学交流 vol 19.No.8

      ページ: 2-5

  • [雑誌論文] 大学ランキングの国際的責任2007

    • 著者名/発表者名
      米澤彰純
    • 雑誌名

      IDE現代の高等教育 495

      ページ: 16-20

    • 査読あり
  • [学会発表] 日本と英国の研究評価はコンセンサス形成のメディアたりうるか?」2007

    • 著者名/発表者名
      米澤 彰純
    • 学会等名
      日英高等教育学会
    • 発表場所
      京都女子大学
    • 年月日
      2007-07-15

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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