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2007 年度 実績報告書

公民パートナーシップ組織の参加構造と政策スキームに関する日英比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 19610012
研究機関岡山理科大学

研究代表者

金川 幸司  岡山理科大学, 総合情報学部, 教授 (00341470)

研究分担者 田尾 雅夫  京都大学, 国際公共政策研究科, 教授 (40094403)
吉田 忠彦  近畿大学, 経営学部, 教授 (20210700)
キーワードパートナーシップ政策 / 中間支援組織 / 基盤整備 / 民主的正当性 / アカウンタビリティ / 地域SNS / コミュニティ / 評価
研究概要

英国の地域パートナーシップ政策についてコベントリーを中心に調査を実施し、そのもとでのコミュニティ・ガバナンスの可能性と限界について考察し、連帯・熟議民主主義の発展に向けた地域パートナーシップの意義・役割を明らかにした。
具体的には、地域戦略パートナーシップ、分野別のサブパートナーシップ、コミュニティエンパワメントネットワーク、近隣地区での環境改善活動等の組織に対するインタビュー調査を行うことにより、上記の点を分析した。
また、英国の非営利団葡)全国協議会であるNCVOを訪問し、『同団体の役割について、調査した。さらに、他の類似団体に関する状況について、事業型の非営利団体のエグゼクティブ達の全国組織や、ボランティア団体や地方の非営利団体の全国協議会なども存在しており、同じく非営利団体の全国協議会という位置づけにありながら、その分野や立場が微妙に異なることが確認できた。
さらに、国内調査として、宝塚市、豊中市、人代市を事例として、それぞれの地域の中でのパートナーシップ組織について、インタビュー調査及び現地調査を交えて、分析を行った。特に、熊本県八代市では、市民間の対話を媒介する「情報交換システム」の変化が、市民対話やこれに起因する市民活動や公民パートナーシップにどのように影響するのかについて、詳しく考察した。
以上の分析をもとに、本研究から得られたインプリケーションと今後の研究課題を提示した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 行政とNPOの協働関係における資金提供モデルについて-英国のFUNDINGにおける近年の動向から2007

    • 著者名/発表者名
      金川 幸司・今井 良広
    • 雑誌名

      非営利法人研究学会 9

      ページ: 161-174

    • 査読あり
  • [雑誌論文] コミュニティ・ガバナンスの制度的展開について-イングランドの地区委員会等を事例として2007

    • 著者名/発表者名
      今井 良広・金川 幸司
    • 雑誌名

      非営利法人研究学会 9

      ページ: 145-160

    • 査読あり
  • [雑誌論文] The Birth and the Growth of National Centers of NPO Support Center in Japan2007

    • 著者名/発表者名
      Tadahiko Yoshida
    • 雑誌名

      Journal of Association for Research on NPBP 9

      ページ: 131-143

    • 査読あり
  • [学会発表] 指定管理者制度とNPO-支援センターの活動を中心として2007

    • 著者名/発表者名
      金川 幸司
    • 学会等名
      非営利法人研究学会
    • 発表場所
      近畿大学
    • 年月日
      2007-09-09

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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