研究課題/領域番号 |
19611002
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
鵜坂 智則 東京大学, 総合研究博物館, 助教 (20323454)
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研究分担者 |
林 良博 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (90092303)
西野 嘉章 東京大学, 総合研究博物館, 教授 (20172679)
高槻 成紀 麻布大学, 獣医学部, 教授 (00124595)
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キーワード | 博物館 / 動物 / 生態学 |
研究概要 |
2007年8月22日より28日までモンゴルを訪問した。この間、中央県のフスタイ国立公園とブルガン県を訪問し、哺乳類の標本を採集して、モンゴル科学アカデミーに収蔵した。また一部を東京大学総合研究博物館に持ち帰った。これにはオオカミ、ヤマネコ、アルガリなど貴重な標本が含まれている。これらは2008年の夏に同博物館で展示をおこなう予定である。 またこの滞在中にモンゴル科学アカデミーを訪問して、これまで収集された標本の状態を見学した。標本の内容はかなり充実しているものの、標本の管理状態はよくなかった。このため収蔵室の整理をし、標本のリスト化をおこなった。 その後2008年1月25日から2月25日まで、モンゴル科学アカデミーのラグバスーレン博士を、本計画の分担研究者である高槻成紀が所属する麻布大学に招聘した。この間、麻布大学において博物館学と動物生態学を修得してもらい、セミナーを開催した。麻布大学においては政岡学長と会見し、学術協定を締結した。また動物生理学、遺伝学、解剖学などの研究室を訪問して交流をした。また東京大学総合研究博物館においてもセミナーをおこない、また秋篠宮殿下が来訪されたときに同席していただき、学術交流をしていただいた。そして、2008年の夏におこなわれる東京大学総合研究博物館での展示と、モンゴル国立自然史博物館でおこなわれる展示についての打ち合わせをおこなった。また、展示試料の説明文の原稿を書くなどの共同作業をおこなった。
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