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2009 年度 実績報告書

指定品の展示・収蔵状況の実態調査~考古資料を中心として~

研究課題

研究課題/領域番号 19611023
研究機関(財)元興寺文化財研究所

研究代表者

岡本 広義  (財)元興寺文化財研究所, 研究部, 学芸員 (70261211)

研究分担者 伊藤 健司  財団法人元興寺文化財研究所, 研究部, 研究員 (00176330)
山田 卓司  財団法人元興寺文化財研究所, 研究部, 研究員 (30435903)
辻村 希里子  財団法人元興寺文化財研究所, 研究部, 学芸員 (20435902)
桃井 宏和  財団法人元興寺文化財研究所, 研究部, 研究員 (50510153)
山岡 奈美恵  財団法人元興寺文化財研究所, 研究部, 技師 (90372169)
キーワード指定品 / 考古資料 / 保存処理・修理 / 展示・収蔵状況 / 実態調査
研究概要

本研究は、年度ごとに調査地区を設定して可能な限り現地調査を行うことを基本し、今年度は近畿・中四国地域をとして進めた。また考古学・博物館学と保存科学研究者とが複数の目で、それぞれの研究視点からより的確な調査を推進し、その当該調査地域の歴史的背景や風土等の諸条件を加味したうえで、課題を明確にすることを基本とした。あわせて指定品を傷付けことないように十分に配慮しながら、万一分析や環境測定等が可能であれば行った。なお本年度は九州地域を調査する予定であるが、事前調査や問合せ等により緊急的な調査が必要と判断した施設は、予定地域以外でもその機関を優先的に調査する予定である。
今年度の注視すべき点は、博物館自体が老朽化しており、収蔵施設も空調管理が不十分なために、調湿剤での保管管理を求められていたが、その情報が担当者交代の時に申し送りがなく、一部に変化が生じていることが判明した。今回の実態調査で確認できなければさらに変化が大きくなったと考えられる。また海沿いの館では出入口を解放状態しており、資料を痛める塩分を含む風が入る条項であったので、改善を依頼した。
規模的に小さな館でも紫外線や温湿度の影響を考慮して、照明や扉の開閉に配慮するなどの工夫がなされている機関もある。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 出土木器の保管管理2009

    • 著者名/発表者名
      伊藤健司
    • 雑誌名

      木・ひと・文化~出土木器研究会論集~

      ページ: 323-330

  • [学会発表] 指定品の展示・収蔵状況の実態調査-関東以北の地域を中心に-2009

    • 著者名/発表者名
      山田卓司
    • 学会等名
      日本文化財科学会大26回大会
    • 発表場所
      名古屋大学
    • 年月日
      20090711-20090712

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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