研究課題/領域番号 |
19612002
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地球システム変動
|
研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
山崎 俊嗣 産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 研究グループ長 (80344125)
|
研究分担者 |
原田 尚美 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究センター, サブリーダー (70344281)
川村 紀子 独立行政法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 特別研究員 (80442458)
|
研究協力者 |
井上 聖子 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 学生
下野 貴也 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 学生
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2009
|
キーワード | 古地磁気 / 岩石磁気 / 古地磁気強度 / 環境磁気 / オホーツク海 / ベーリング海 |
研究概要 |
相対古地磁気強度変動を用いて、オホーツク海の3地点で採取されたピストンコア(MR0604-PC05,06,07)の年代推定を、1万年オーダーの分解能で行うことに成功した。コアPC05は過去約50万年間、PC06,07は約35万年間をカバーしている。相対古地磁気強度によるコア間の精密対比と磁気特性の変動より、最北のPC05サイトでは間氷期最盛期に氷礫が供給されたのに対し、南側のPC06,07サイトでは氷期に氷礫が供給されたと推定され、気候変動に伴う海氷分布の変遷に関する情報が得られた。
|