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2008 年度 実績報告書

精度制御型情報統合モデルの研究

研究課題

研究課題/領域番号 19650021
研究機関国立情報学研究所

研究代表者

高須 淳宏  国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 教授 (90216648)

キーワード機械学習 / 近似マッチング / 情報統合
研究概要

現在、多くの情報がインターネット上に公開されるようになり、複数の機関が同種の情報を提供するようになっている。これに伴い、異なる機関が作成した同種の情報を統合的に利用する技術が望まれている。また、近年は企業の統合なども増加し、それにともない、社内情報や顧客情報のようなインハウスデータの統合も必要になってきている。本研究では、システムに求められる統合精度を実現するために必要となる人間の操作コストを最小化するための精度制御型リンケージモデルを構築することを目的とする。
本年度は、能動学習のフレームワークを用いて、判定器を効率良く構成する方法について研究を進めた。この手法では、複数のSVMを線形に組み合わせたSKMと呼ばれる判定器を用いている。まず、正解データが付与されていないデータの中からサンプリングを行い、ユーザに正解データを問い合わせる候補データセットを作成し、次に複数のSVMの組み合わせ方も考慮して、判定境界に近い候補を選ぶ方法を提案した。次に、各正解データの問合わせ後に、効率よく判定器を再構成するための計算効率の良い判定器の修正アルゴリズムを構築した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 効率的能動学習のための能動サポートカーネルマシン2008

    • 著者名/発表者名
      篠原靖志, 高須淳宏
    • 雑誌名

      電子情報通信学会論文誌 Vol. J91-D No. 10

      ページ: 2497-2506

    • 査読あり
  • [学会発表] A Splog Filtering Method Based on String Copy Detection2008

    • 著者名/発表者名
      Takaharu Takeda, Atsuhiro Takasu
    • 学会等名
      International Conference on the Applications of Digital Information and Web Technologies
    • 発表場所
      チェコ、オストラバ
    • 年月日
      2008-08-05
  • [学会発表] Huffman-DHT : Index Structure Refinement Scheme for P2P Information Retrieval2008

    • 著者名/発表者名
      Hisashl Kuraswa, Atsuhiro Takasu, Jun Adachi
    • 学会等名
      International Symposium on Applications and the Internetg
    • 発表場所
      フィンランド、トゥルク
    • 年月日
      2008-08-01

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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