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2007 年度 実績報告書

磁気センサによる位置方位決定システムの国産化

研究課題

研究課題/領域番号 19650138
研究機関弘前大学

研究代表者

荒木 喬  弘前大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (10111220)

キーワード磁気センサ / 国産化 / 3次元位置 / 3次元方位 / 電子回路 / 計算機 / データ処理 / プログラム
研究概要

本研究の目的は、磁気センサ開発の延長として磁気センサによる3次元位置方位検知システムの開発及び国産化の為の試作品の試作開発である。研究開発実施計画としては、試作品作製のための、電子部品等の調達および電子回路の設計および組み立て作業。その後、計算機へのデータ取り込みやデータ処理プログラムの作成等が上げられる。本年度の科学研究費の交付により以下のことを行なう事が出来た。
1)電子部品等の調達
(金属皮膜抵抗及び角型チップ抵抗、さらに、角型チップコンデンサーなどの回路試作に必要な電子部品の調達および、データ収集・記録媒体としての外付けハードデイスク、USBメモリ、CD記録媒体やCDR書込み機器などの調達を行なった)
2)電子回路の設計を完了し組み立て作業
(上記、電子部品等の調達と平行して進めていた、電子回路の設計を終了して、実際の電子回路の試作を行い、問題点の洗い出しと改良作業を行ない試作回路が完了したが、現在もさらに改良・修正を行なっている)
3)計算機へのデータ取り込み回路の試作
(第1次試作回路が完成したため、取得データの計算機取込みを行なうため、計算機とのインターフェイス回路として、RS232Cシリアル通信回路の製作を行い、アナログデータをデイジタルデータに変化しデイジタルデータとしての記録を可能にした)
4)データ処理プログラムの作成
(計算機へ記録されたデイジタルデータから、目的とする3次元位置方位を検出するプログラムの試作を行い、第1次試作プログラムを完成させ、位置と方位が決定されることを確認した)
現在は、全体システムとしてのインテグレーション作業を実行中であり、今後は商品化に向けてのデータ収集作業およびハードウエアの改良やプログラムの改良に鋭意努力し、特許取得や論文発表を行なう予定である。

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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