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2007 年度 実績報告書

スキージャンプ診断システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19650167
研究種目

萌芽研究

研究機関山形大学

研究代表者

瀬尾 和哉  山形大学, 地域教育文化学部, 准教授 (60292405)

研究分担者 村上 正秀  筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (40111588)
仰木 裕嗣  慶應義塾大学, 大学院・政策メディア研究科, 准教授 (90317313)
キーワードスキージャンプ / 空気力 / 高速度カメラ / 加速度センサ / ジャイロセンサ / テイクオフ / 映像転送システム
研究概要

本研究では,スキージャンプのテイクオフ映像を飛翔直後にリフト下に戻ってきたスキージャンパーとカンテ横のコーチボックスにいるコーチ間でシェアできるシステムの構築を目指している.また,テイクオフ直後の過渡的局面の非定常空気力の計測も目標にしている.今年度は,上記の目標を目指して実行した以下の4つの研究について報告する.
●高速度カメラによる非定常流体力の測定
白馬ジャンプ台において,実際のフライトを高速カメラにより撮影し,空気力を算出した.その結果は,マネキンを使った風洞実験と準定常状態の範囲では一致した。しかし,非定常状態では,今回計測した揚力が風洞実験値よりも大きくなった。
●加速度&ジャイロセンサによる非定常流体力の測定
センサ測定による空気力はビデオ解析法による値と近似していたが、ノイズも無視できない程度にあった。
●縮尺模型を使用した煙可視化実験小型模型を使った煙風洞実験を行った結果,ジャンパー周りの流場は縦渦により構成される3次元的なものであり、揚力発生機構も3次元的なものであることが明らかになった。
●飛距離計算ソフトの開発
ユーザーフレンドリーなスキージャンプ飛行汎用解析ソフト:skiwareを開発した。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2007 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] Aerodynamic forces computation from high-speed video image of skijumping flight2007

    • 著者名/発表者名
      Masahide Murakami, Nobuyuki Hirai, Kazuya Seo & Yuji Ohgi
    • 雑誌名

      The impact of Technology on Sport II II

      ページ: 857-861

    • 査読あり
  • [学会発表] スキージャンプの飛型に関する実験的研究2007

    • 著者名/発表者名
      伊藤慎一郎、瀬尾和哉、浅井武
    • 学会等名
      日本機械学会ジョイントシンポジウム2007スポーツエ学&ヒューマンダイナミクス
    • 発表場所
      筑波大学
    • 年月日
      20071100
  • [学会発表] 高速度ビデオカメラの画像解析を用いたスキージャンプの空力特性2007

    • 著者名/発表者名
      平井伸幸, 村上正秀, 瀬尾和哉, 仰木裕嗣
    • 学会等名
      日本機械学会 ジョイントシンポジウム2007 スポーツ工学&ヒューマンダイナミクス
    • 発表場所
      筑波大学
    • 年月日
      20071100
  • [学会発表] スキージャンプの飛形に関する実験的研究2007

    • 著者名/発表者名
      伊藤慎一郎、瀬尾和哉、浅井武
    • 学会等名
      日本流体力学会 年会2007
    • 発表場所
      東京大学
    • 年月日
      20070800
  • [備考]

    • URL

      http://www.e.yamagata-u.ac.jp/~seo/gyoseki/gyo07.htm

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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