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2007 年度 実績報告書

接続期を意識したメディア・リテラシー教育の幼小連携カリキュラムの開発と実践

研究課題

研究課題/領域番号 19650248
研究種目

萌芽研究

研究機関昭和女子大学短期大学部

研究代表者

駒谷 真美  昭和女子大学短期大学部, 子ども教育学科, 講師 (20413122)

キーワードメディア教育 / メディア・リテラシー / カリキュラム開発
研究概要

本研究の目的 本研究の背景として、博士論文(お茶の水女子大学大学院,2006,駒谷)で、幼児期と児童期それぞれの時期に適応したメディア・リテラシー(以下MLと略す)教育を日本で初めて開発し、「ML教育と子どもの生態学的環境モデル」を構築した。更なる研究の萌芽を育成する視点から、幼児教育と小学校教育の場でのML教育の普及を期待している。その方略として、教育学的視点からレッスン・スタディ(授業研究)を導入し、幼稚園年長児から小学校1年生までを対象に、接続期を意識したML教育の幼小連携カリキュラムを開発し、実践するのが目的である。
本年度の計画 本年度は、次の2項目を計画し検討した。 (1)米国研修によるカリキュラム枠組み構築 ・レッスンスタディ研究の世界的権威であるDr.Catherine Lewis(Mills College 教授)を訪問した。レッスンスタディ研究の最新動向を把握した後、具体的なメソッドを修得した。研修時には、カリキュラムの試案を持参し、Dr.LewisやMills College Children's Schoolの先生方から、ML教育の枠組みで接続期での実践の可能性について、アドバイスを頂戴した。レッスンスタディ研究は蓄積する必要性があるので、今後も継続的なサポートを受けながら、カリキュラムを改良していく。 ・ML教育の第一人者であるDr.Dorothy Singer(Yale University 教授)を訪問した。幼児期のML教育のカリキュラムの実践経験が豊富なDr.Singerに、カリキュラム試案を提示し、実践の方向性について助言をもらった。 (2)カリキュラム開発(試案段階) ・持ちかえった資料を熟読し、カリキュラムの具体的な方向性を検討した。 ・協力してくれる幼稚園を訪問し、幼稚園の教育課程と本研究のカリキュラム試案との整合性を検討した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] メディアリテラシー教育の観点から考える幼稚園・保育所における集団視聴の意義2007

    • 著者名/発表者名
      駒谷 真美
    • 学会等名
      日本乳幼児教育学会 第17回大会
    • 発表場所
      東京学芸大学
    • 年月日
      2007-08-19

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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