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2007 年度 実績報告書

プログラム空間歩行制御機能と状態および関係の触診機能を備えた没入型学習環境

研究課題

研究課題/領域番号 19650251
研究機関独立行政法人メディア教育開発センター

研究代表者

大澤 範高  メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (30251721)

キーワード没入型仮想空間 / プログラミング / 直接操作 / 歩行インタフェース / 触覚フィードバック
研究概要

情報教育のプログラミング学習に、没入型仮想現実感技術およびマルチモーダル技術を導入することによって、これまでの情報教育では利用されていない身体性を活用した新しいインタフェースを考案・開発し、そのインタフェースを利用して、抽象的な情報を扱う学習に関する興味を高め、理解を深めることをめざし、没入型仮想環境におけるプログラミング学習のための手の活用に着目し、研究を行った。一般の学習者は没入型仮想環境における仮想物体の操作に習熟しておらず、思い通りに仮想物体を操作できないと本来の目的であるプログラミング学習を行うことが困難になる。そこで、日常と同様に手による物体の把持によって、プログラム要素を表現する仮想物体を正確に操作するための新しい技法の開発およびその評価実験を行い、その技法の有効性を検証した。また、没入型仮想環境に適した没入型プログラミング言語システムの検討を進めた。
情報教育においては、データ構造やアルゴリズムを理解し、抽象的な思考によって問題解決する能力を養うことが重要である。抽象的な考えをコンピュータに実行させるためにはプログラミングが必要だが、従来のテキスト表現やキーボードとマウスによるインタフェースでは、プログラミングに興味を持てない学生も少なくない。このため、情報教育を効果的に行うために学生のモチベーションを高め、ひいては学習効果を向上させる仕組みとして身体性を活用した新しいインタフェースを研究した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] A Study on Approximate and Fine Adjustment by Hand Motion in an I mmersive Environment2007

    • 著者名/発表者名
      Noritaka Osawa,and Xiangshi Ren
    • 雑誌名

      情報処理学会論文誌 48

      ページ: 3568-3576

    • 査読あり

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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