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2008 年度 実績報告書

平賀譲文書のディジタルアーカイブ公開並びに研究体制構築と産業技術史的研究

研究課題

研究課題/領域番号 19650252
研究機関東京大学

研究代表者

大和 裕幸  東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (50220421)

研究分担者 松本 三和夫  東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (50157385)
小野塚 知二  東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (40194609)
安達 裕之  東京大学, 情報学環, 教授 (20012495)
橋本 毅彦  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90237941)
鈴木 淳  東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 准教授 (80242048)
キーワード平賀譲 / 産業技術 / 海軍 / 技術史 / 軍産学複合体 / ディジタルアーカイブ
研究概要

東大総長・海軍技術中将 平賀譲氏の残された40,000点にのぼる資料をディジタル化して公開準備をおこなってきた。本研究ではディジタル化を完了し、東大附属図書館のディジタルライブラリーで公開すること、さらに東京大学などで平賀譲展を開催し、成果を一般に広め、さらにその図録をまとめることにした。その結果、(1)平賀譲文書のディジタルアーカイブを東大図書館に開設した。URLは以下のようである。http://rarebook.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/hiraga/ (2)平賀譲展-高生から東大総長まで-を東京大学駒場キャンパスで平成20年3月から5月にかけて開催し、あわせて講演会も行った。来場者は2,000名を超えた。また、呉市海事歴史科学館で開催された「平賀譲展」にも本研究での成果を反映して協力した。 (3)図録「平賀譲 名軍艦デザイナーの足跡をたどる」を文藝春秋社から刊行した。平賀譲の資料が多くの研究者の目に触れることが出来るようになったが、その意義は大きい。
共同研究者は、経済史、社会学、日本史、技術史、造船史、工学と多方面にわたっており、様々な見地から新しい資料に取り組み、今後の研究のポイントと手法について検討する。具体的なテーマとしては、(1)軍艦建造の過程(計画から訓令・進水・竣工まで)から見た設計学への寄与、(2)イギリス製軍艦の建造報告を主とした艦船技術導入・移転の分析、(3)軍艦建造予算(材料費・工費)の推移をめぐる研究の進展、(4)平賀の講義ノートの復刻・解析、などがあげられた。また今後の課題として、(1)書誌情報の追加作業、(2)ポータルサイトの検討とインプリメンテーション、(3)講義ノートのディジタル化、(4)個別研究テーマの検討などが考えられる。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 その他

すべて 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [図書] 平賀譲 名軍艦デザイナーの足跡をたどる2008

    • 著者名/発表者名
      東京大学平賀譲研究会
    • 総ページ数
      156
    • 出版者
      文藝春秋社
  • [備考] 平賀譲ディジタルアーカイブ

    • URL

      http://rarebook.dl.itc.u.-tokyo.ac.jp/hiraga/

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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