研究課題/領域番号 |
19652015
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研究種目 |
萌芽研究
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研究機関 | 沖縄県立芸術大学 |
研究代表者 |
久万田 晋 沖縄県立芸術大学, 付置研究所, 教授 (30215024)
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研究分担者 |
波平 八郎 沖縄県立芸術大学, 美術工芸学部, 准教授 (40279427)
梅田 英春 沖縄県立芸術大学, 音楽学部, 准教授 (40316203)
喜屋武 盛也 沖縄県立芸術大学, 美術工芸学部, 講師 (10345241)
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キーワード | 美学 / 沖縄 / 都市文化 |
研究概要 |
平成19年度は、全体組織を音楽芸能斑(久万田)、美術班(喜屋武)、文学班(波平)、観光文化班 (梅田)に分け、互いに緊密な連携をとりながら研究計画を立案した。まず6月に全体会議を開いて各班の調査計画を確認し、各班の調査を実施していった。調査の資料収集と整理のために備品費でノートブックパソコンとデジタルカメラ、BDレコーダーを購入した。また、各班の資料収集と整理作業のアルバイトに謝金を支出した。 音楽芸能班は、那覇市地域における戦後の音楽芸能関連産業の展開および沖縄本島米軍基地内での音楽活動について資料的調査および聞き取りを実施した。美術班は、沖縄において存在した美術館、博物館、民間ギャラリー等の展示スペースについて歴史的資料調査に取りかかった。文学班は、1970年以降の大衆文化に関わる非文学的資料の収集に取り組んだ。観光文化班は、音楽芸能班と連携して、那覇市国際通りを中心とした地域における戦後の「おみやげ屋」の歴史的展開の調査に取り組んだ。 これらと平行して、美術班で2回(大阪・東京)・文学班で1回東京へ国内出張を行い、都市論的考察の比較データ収集を実施した。3月には全体会議を開き各班の調査研究の進捗状況を報告すると共に次年度以降の調査研究方針について討議した。
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